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予防接種・ワクチン

  • 当院では予防医療を重要視しており、皆様に広くご利用いただけるように低価格でワクチンを準備しております。
  • 事前予約が必要です。接種ご希望のかたは事前に電話で予約ください。
ワクチン 製品名 ワクチンタイプ 接種回数 料金(税込み)
帯状疱疹 ビケン 1回 7500円
帯状疱疹 シングリックス 不活化 2ヶ月間で2回 21800円/回
肺炎球菌 ニューモバックス 不活化 5-10年毎に1回 8300円
麻しん・風疹 MR混合 追加免疫1回 8500円
ムンプス(おたふくかぜ) おたふくかぜワクチン 追加免疫1回 6600円
A型肝炎 エイムゲン 不活化 初回免疫3回  7300円/回
B型肝炎 ビームゲン 不活化 初回免疫3回  5800円/回
破傷風 沈降破傷風トキソイド トキソイド 初回免疫3回 追加免疫1回 4400円/回
四種混合
ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオ
テトラビック 不活化・トキソイド 追加免疫1回 9800円
インフルエンザ インフルエンザHA 不活化 1回 3200円
コロナ コミナティ RNAワクチン 1回 15800円

帯状疱疹ワクチン

子供のときにかかる水ぼうそうにかかったことがある人は、水ぼうそうが治ったあともウイルスが体内の脊髄神経節に潜伏し続けています。加齢や過労、がんや糖尿病などの免疫が低下する状態になると、再びウイルスが活性化し、体の半側に痛みを伴う発疹が出現することがあります。これが帯状疱疹です。早めの抗ウイルス薬の内服で治癒することが多いですが、治療が遅れたりすると後遺症として長期間にわたり神経痛(帯状疱疹後神経痛)が残り、生活の質をおとしてしまうことが問題となります。帯状疱疹は80歳までに1/3の方が発症するといわれており、発症や重症化予防に帯状疱疹ワクチンが有効です。ワクチンにには生ワクチンと不活化ワクチンがありますが、不活化ワクチンのほうがより発症予防効果が高く、免疫効果持続期間も長いとされています。また最近では、帯状疱疹ワクチンの接種によって認知症のリスクを低減できる可能性があるとする研究結果が報告されています。50歳以降での接種が推奨されます。

肺炎球菌ワクチン

高齢になると肺炎にかかりやすくなり、重症化のリスクも高まります。肺炎で亡くなる方のほとんどは高齢者です。肺炎の原因菌でもっとも多いのは肺炎球菌で、主に咳やくしゃみから感染します。また高齢者はインフルエンザをきっかけに肺炎を起こすこともあります。
肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます。65歳以上の高齢者や基礎疾患のある方は接種が推奨されています。

麻しん風しん混合ワクチン

麻しんは一般的には「はしか」と呼ばれています。感染力は極めて強く、免疫がない人はほぼ100%発症します。高熱が数日続いたあと、全身に皮疹が広がります。通常は10日ほどで回復しますが、肺炎や中耳炎、脳炎などの合併症が生じることがあるため注意が必要です。
風しんは一般的には「3日はしか」と呼ばれています。首のリンパ節が腫れたり、発熱がみられたあと、全身に皮疹が広がります。通常は3-5日でなくなりますが、特に問題となるのが妊婦が感染した場合です。妊娠初期に母親が風疹に感染すると、眼、耳、心臓などに障害をもつ子供が出生することがあります。(先天性風疹症候群) そのため妊婦とそのパートナーの予防は特に重要です。
麻しん風しん混合ワクチンは麻しんと風しんの両方を予防するワクチンです。とくに妊娠を計画している方は予防接種が強く推奨されています。

A型肝炎ワクチン

主な流行地域はアジア、サハラ以南のアフリカ、中南米で、これらの地域に渡航する場合に接種の適応となりトラベラーズワクチンと言われます。特に都市部以外の衛生環境の悪い地域に滞在する場合には強く推奨されます。初回免疫獲得のためには3回の接種が必要で、計6か月以上の時間を要すため、時間的余裕をもった渡航計画をおたてください。

B型肝炎ワクチン

B型肝炎は血液や体液を介して感染し、日本では130~150万人(およそ100人に一人)が感染していると推定されます。以前は輸血や母子感染などが問題となっていましたが、現在は性行為感染症として注目されています。乳幼児期に3回のワクチン接種を受けた場合、ほぼすべての人が免疫を獲得することができますが、感染予防効果は年齢とともに低下するため、医療者、消防士、警察官などの血液や体液に接触する可能性がある職業の方は、抗体価をチェックし、低い場合にはワクチン接種が推奨されます。成人におけるB型肝炎ワクチン接種は「初回、1か月後、半年後」の3回接種が基本です。

破傷風ワクチン

犬や猫などの動物に咬まれたときや、汚染された土壌からの感染が問題となるのが破傷風です。感染後徐々に筋肉がけいれんするようになり、呼吸ができなくなって亡くなるケースもあります。1968年以前に生まれた方は、当時ワクチンの接種が始まっていなかったため免疫がありません。基礎免疫の獲得のために3回のワクチン接種が必要です。1968年以降に生まれた方は、多くは子供のころに三種混合ワクチン接種を受けていますが、抗体が少なくなっていますので追加接種が望まれます。

インフルエンザワクチン

冬になるとインフルエンザの流行が話題になることがあります。ワクチンによる発症予防効果は40~50%と報告されています。ワクチンを接種したからといってかからないわけではありませんが、重症化予防効果も期待できます。インフルエンザワクチンの効果持続期間は約5か月と考えられており、接種後効果発現まで2週間くらいかかるため、インフルエンザが流行する前の10月~11月くらいの接種をおすすします。2024年度のインフルエンザワクチンは、65歳以上の方が定期接種(区からの補助あり)となり、64歳以下の方は任意接種(全額自己負担)となります。江東区の場合、75歳以上の方は無料、65歳~74歳までの方は費用2500円となります。任意接種の方は費用3200円となります。定期接種の方は江東区から送付される予診票を忘れずにお持ちください。他区発行の予診票をお持ちの方も接種できます。接種期間は令和6年10月1日から令和7年1月31日までとなります。

コロナワクチン

コロナワクチンは入院や死亡等の重症化予防効果が認められています。一方、副反応として注射した部分の痛み、疲労、頭痛等がみられることがあります。
2024年度のコロナワクチンは、65歳以上の方が定期接種(区からの補助あり)となり、64歳以下の方は任意接種(全額自己負担)となります。江東区の場合、75歳以上の方は無料、65歳~74歳までの方は費用2500円となります。任意接種の方は費用15800円となります。定期接種の方は江東区から送付される予診票を忘れずにお持ちください。他区発行の予診票をお持ちの方も接種できます。接種期間は令和6年10月1日~令和7年3月31日までとなります。

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