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食道がん

食道癌は飲酒や喫煙をしている方に多いという特徴があります。初期には自覚症状がなく、食事や水が飲み込みにくいなどの症状はある程度すすんでからでないと現われません。早期発見の為には無症状でも定期的に胃カメラを行うことが重要です。

飲酒と喫煙がリスク

食道がんは飲酒と喫煙がリスクとなります。大酒家や愛煙家、フラッシャー(飲酒すると顔が真っ赤になる人)の方は食道がんのリスクが高いため注意が必要です。大酒家の人は「まだら食道」という癌ができやすい母地が広がっていることがあります。このようなリスクの高い方は毎年胃カメラでしっかりチェックすることが大切です。

早期がんの状態で見つけることが大切!

早期がんの状態(がんが表面にとどまっている状態)で病気を見つけることができれば、内視鏡(ESD)で治療することができます。ただし早期がんは微妙な変化でしかなく、病変を見逃さず拾いあげるには熟練の目と高性能な内視鏡システムが必要となります。特殊な波長のレーザーを用いて食道を観察し、疑わしいところがあれば拡大観察を行い診断をつめていきます。

注目されるバレット食道からのがん

近年注目をあびている食道がんとしてバレット腺がんがあげられます。逆流性食道炎を背景として出現するバレット食道が発生母地となります。欧米では食道がんの半分以上がバレット腺癌と言われていますが、日本では10%程度です。しかしピロリ菌未感染者(胃酸が多い)の増加、肥満者の増加によって、将来バレット腺がんが増加することが危惧されています。

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